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GBP投稿の活用術 — クリニックの最新情報を届ける方法

メオクリ編集部
GBP投稿の活用術のイメージ画像

GBP投稿とは何か

まぷこさん
まぷこさん

先生、GBPって設定した後に「投稿」もできるって聞いたんですけど、SNSみたいに書き込めるってことですか?

メオクリ先生
メオクリ先生

そうそう、感覚としては近いですよ。Googleマップや検索結果の中に、クリニックからのお知らせを直接表示できる機能です。患者さんが検索したタイミングで情報を届けられるのが特長なんです。

GBP(Googleビジネスプロフィール)には、クリニックの最新情報を発信できる「投稿機能」が備わっています。投稿した内容は、Googleマップや検索結果のナレッジパネルに表示され、患者さんがクリニックを調べたときに目にする可能性があります。

ホームページやSNSとは異なり、患者さんが「近くのクリニックを探している」まさにそのタイミングで情報を届けられるのがGBP投稿の強みです。ホームページへのアクセスを促す必要がなく、Googleの検索画面上で直接情報を読んでもらえます。

GBP設定完全ガイド — クリニックのGoogleマップ対策の第一歩
GBPの登録や基本設定がまだ済んでいない場合は、まずこちらの設定ガイドをご覧ください。

投稿が表示される場所

GBPの投稿は、主に以下の場所に表示されます。

Googleマップでクリニックを検索・タップしたときの施設情報ページに、「最新情報」として投稿が表示されます。また、クリニック名で直接検索したときに右側や下部に表示される「ナレッジパネル」にも投稿が表示されます。スマホ検索での表示機会が特に多く、外出先でクリニックを探している患者さんに届きやすいのが特徴です。

📌

投稿の表示場所を意識しておくことが大切です。患者さんはわざわざクリニックのSNSを探しに行くのではなく、Googleマップや検索結果の中でクリニック情報を見つけます。その動線の中に投稿が表示されるため、情報が届きやすい仕組みになっています。

投稿の種類(最新情報・イベント・特典)

GBPで作成できる投稿には、大きく3種類あります。

最新情報は最も汎用的な投稿タイプです。休診のお知らせ、新しい設備の導入、季節の健康情報など、テーマを問わず幅広く使えます。投稿から7日間が経過すると表示が非アクティブになるため、こまめな更新が必要です。

イベントは開始日と終了日を設定できる投稿タイプです。「インフルエンザ予防接種受付期間」「健診キャンペーン」など、期間が決まっているお知らせに向いています。終了日まで表示が継続されます。

特典は割引クーポンや特別なオファーを告知するためのタイプです。医療機関の場合、景品表示法の面から慎重な運用が必要ですが、健診の無料相談など適切な内容であれば使えます。

クリニックの日常的な情報発信では、「最新情報」と「イベント」を中心に使うのが現実的です。

なぜクリニックにGBP投稿が効果的なのか

まぷこさん
まぷこさん

投稿するとどんないいことがあるんですか?正直、面倒くさそうだな…と思っていて。

メオクリ先生
メオクリ先生

その気持ち、よくわかりますよ。でもね、続けているクリニックと続けていないクリニックとでは、じわじわ差がついてくるんです。どういうことか話しますね。

GBP投稿がクリニックに効果的な理由を整理してみましょう。

Googleからの評価が上がりやすくなるという点があります。Googleのアルゴリズムは、積極的に情報を更新しているGBPを「活発に運営されているビジネス」として評価します。定期的な投稿は、GBPが生きていることをGoogleに示すシグナルになります。これがMEO順位の改善につながることがあります。

患者さんへの情報発信の窓口が増えるという面もあります。クリニックの情報発信手段としてホームページやSNSがありますが、GBP投稿はそれらを補完するかたちで機能します。ホームページに訪問しない患者さんでも、Googleマップからクリニックを調べる際には投稿を目にします。情報が届く接点が増えることは、患者さんとのコミュニケーションという点でも有益です。

無料でできるマーケティング施策であるという点も見逃せません。GBP投稿の作成は完全無料です。広告費をかけずに、Googleという圧倒的なトラフィックを持つプラットフォームで情報を発信できます。

💡 ポイント

GBP投稿は「即効性のある広告」ではなく、「継続することで信頼が積み上がる情報発信」です。短期的な結果に一喜一憂せず、月2〜4回の更新を3カ月続けることを最初の目標にしてみてください。

クリニックが投稿すべきネタ7選

まぷこさん
まぷこさん

何を書けばいいかわからないんですよね…。毎回ネタを考えるのが大変で続かなさそうで。

メオクリ先生
メオクリ先生

それ、よく聞く悩みですね。でもクリニックの日常には、実は投稿ネタがあちこちに転がっているんですよ。どんなものがあるか、7つ紹介しますね。

GBP投稿の「ネタ切れ」は多くのクリニックが感じる悩みです。ただ、クリニックの日常業務をよく見ると、患者さんにとって価値のある情報がたくさんあります。以下の7つを参考に、自院の状況に合わせて取り入れてみてください。

お知らせ系の投稿例

1. 診療時間・休診のお知らせ

診療時間の変更や臨時休診は、患者さんが最も必要としている情報のひとつです。「年末年始の休診期間:12月28日〜1月3日」「〇月〇日(土)は院長不在のため午前診のみとなります」のように、具体的な日付と変更内容を明記することで、患者さんの来院計画に役立てていただけます。

2. 新しい設備・機器の導入

「デジタルX線撮影装置を新たに導入しました」「最新の超音波エコー機器が入りました」など、設備投資はクリニックの技術力や患者さんへの姿勢を示す好機です。患者さんの不安を和らげる内容(「撮影時間が短くなり、お体への負担が軽減されます」など)を添えると、より伝わりやすくなります。

3. スタッフ・医師の紹介

「4月から新しい看護師が加わりました」「担当医師のご紹介です」といった投稿は、クリニックに人の温もりを伝えるコンテンツです。初めて来院する患者さんは「どんな先生・スタッフがいるのか」を気にしているため、顔の見える情報発信は安心感につながります。

健康情報・季節ネタの投稿例

4. 季節の健康情報

季節と連動した健康情報は、ネタ切れの心配が少ない投稿テーマです。春は花粉症、夏は熱中症、秋冬はインフルエンザ・感染症対策と、1年を通じて投稿できます。内科・小児科・耳鼻科など、診療科によって特に関連性の高いテーマが異なります。

具体的な例として「【花粉症シーズン到来】くしゃみや鼻水が気になってきた方へ。当院では舌下免疫療法のご相談も承っています。お気軽にご来院ください」のような形で、患者さんが行動を取りやすい形で書くことが大切です。

5. 感染症・予防接種のご案内

インフルエンザ予防接種の受付開始・終了、肺炎球菌ワクチン・帯状疱疹ワクチンの案内など、予防医療に関する情報は患者さんから需要があります。「接種開始日」「対象年齢」「予約方法」をまとめて投稿すると、問い合わせが入りやすくなります。

院内の雰囲気を伝える投稿例

6. 待合室・院内環境の紹介

「感染症対策として換気と消毒を徹底しています」「待合室のレイアウトを変更し、ゆったりお待ちいただけるようになりました」など、院内の環境について投稿することで、初来院の患者さんが抱く「どんな雰囲気のクリニックだろう?」という不安を和らげられます。写真と組み合わせると効果的です。

7. 診療方針・こだわりの紹介

「当院では丁寧なカウンセリングを大切にしています」「子どもの歯が怖くならないよう、痛みを最小限にする治療を心がけています」のような投稿は、クリニックの価値観を伝えるコンテンツです。同じ診療科のクリニックが複数ある地域では、「なぜこのクリニックを選ぶか」の理由を作ることにつながります。

ℹ️ 補足

以上の7種類のうち、まず「診療時間・休診のお知らせ」から始めてみることをおすすめします。日常業務の中で発生する情報なので、ネタを探す手間がかかりません。慣れてきたら季節の健康情報など、より患者さんの役に立つ内容に広げていきましょう。

効果を出す投稿のコツ

まぷこさん
まぷこさん

ただ書くだけじゃなくて、もっと効果的に書くコツってありますか?

メオクリ先生
メオクリ先生

ありますよ。文字数・写真・頻度、この3つを押さえるだけで投稿のクオリティがぐっと上がります。

GBP投稿は「書けばよい」というものではなく、患者さんに読まれ、行動を促すための工夫が必要です。以下のポイントを意識するだけで、投稿の効果が変わってきます。

投稿文の書き方テンプレート

GBP投稿は1投稿あたり1500文字まで書けますが、実際には200〜300文字程度が読まれやすい長さです。スマホの画面で読まれることを想定し、短くまとめることを意識してください。

効果的な投稿文の構成は次のとおりです。

1行目に「何のお知らせか」を端的に書きます。「【インフルエンザ予防接種のご案内】」のように、カギカッコや見出しで内容を明示すると、患者さんが興味を持った場合にクリックしてもらいやすくなります。

2〜4行目に内容の詳細を書きます。「接種開始日:〇月〇日(月)より」「対象:6カ月以上のお子さまから」のように、箇条書き的に情報を整理すると読みやすいです。

最後の1〜2行に行動を促す文を添えます。「ご予約はお電話または当院ホームページより承っています」のように、患者さんが次に取るべき行動を明示することで、問い合わせにつながりやすくなります。

✍️

投稿文を書く際は、「患者さんが何を知りたいか」を考えることが出発点です。院長やスタッフが「伝えたいこと」ではなく、患者さんが「知りたいこと・役に立つこと」を軸に考えると、自然と読まれる文章になります。

写真選びのポイント

写真付きの投稿は、テキストのみの投稿に比べてクリック率が高まる傾向があります。投稿に使用する写真を選ぶ際は、以下の点を意識してください。

明るく清潔感のある写真を選ぶことが最優先です。スマホ画面での表示を想定し、一目でわかりやすい写真を選びましょう。診療関連の写真であれば、実際の器具や設備が見えるものが患者さんの信頼感につながります。

季節の投稿であれば、その季節らしさが感じられる写真(花粉症の投稿なら桜の写真など)を添えると、患者さんの目に留まりやすくなります。過度にデザインされた画像より、クリニックの実際の様子が伝わる写真のほうが親近感を持たれやすいです。

写真の推奨サイズはJPGまたはPNG形式で、最低でも720×540ピクセル以上が目安です。スマホで撮影した写真でも十分な画質があるため、特別な機材は不要です。

クリニックのGBP写真撮影のコツ — 患者さんに選ばれる写真とは
GBP投稿に使う写真の選び方・撮影のポイントはこちらの記事で詳しく解説しています。

投稿スケジュールの組み方

GBP投稿を効果的に続けるためには、行き当たりばったりではなく、ある程度のスケジュールを事前に組んでおくことが重要です。

まず、「最新情報」タイプの投稿は7日間経過すると非アクティブになります。週に1回の投稿を目標にすると、常に最新の投稿がアクティブな状態を維持できます。難しい場合は2週間に1回でも構いません。更新が止まっている期間が長くなると、Googleからの評価にも影響する可能性があります。

投稿スケジュールの作り方として、1年間の「投稿カレンダー」をざっくり作っておく方法が効果的です。たとえば次のような形です。

1〜2月:インフルエンザ情報・成人病健診のご案内 3〜5月:花粉症情報・春の健康キャンペーン 6〜8月:熱中症対策・夏季休診のお知らせ 9〜10月:インフルエンザ予防接種受付開始 11〜12月:年末の受付スケジュール・風邪予防情報

このようにざっくり枠組みを作っておくと、「今月は何を書こうか」という悩みが減り、担当者が変わっても継続しやすくなります。

💡 ポイント

投稿の「頻度」と「内容の質」はトレードオフではありません。短くても定期的に更新することが、長文を月1回投稿するより効果的です。まずは継続することを優先しましょう。

投稿を続けるための運用のヒント

まぷこさん
まぷこさん

日々の診療で忙しいし、投稿を続けられるか不安です。途中でやめてしまいそうで…。

メオクリ先生
メオクリ先生

その不安はよくわかります。でも仕組みを整えれば、1投稿あたり5分以内で終わるようになりますよ。ポイントを3つ紹介しますね。

GBP投稿が続かない理由の多くは、「毎回一から考えなければならない」という心理的ハードルにあります。仕組みを整えることで、投稿の負担を大幅に減らすことができます。

スタッフに任せる仕組みを作る

院長が自分でGBPを管理している場合、外来対応や書類業務と並行しての投稿作業は負担が大きくなりがちです。GBPの投稿は、院長以外のスタッフでも実施できます。GBPの「オーナー」は院長が保持しつつ、「管理者」または「サイト管理者」の権限をスタッフに付与することで、投稿作業を任せることができます。

担当者を1名決め、「毎週〇曜日に投稿する」というルールを設けるだけで、自然と運用が回るようになります。投稿内容の確認は院長が行い、実際の投稿操作はスタッフに任せるという分担も現実的な方法です。

テンプレートを作って負担を減らす

「どんな文体で」「何を書けばよいか」を毎回考えるのではなく、投稿タイプ別のテンプレートを用意しておくことで、作成時間を短縮できます。

たとえば休診案内のテンプレートなら次のようになります。

「【〇〇のお知らせ】 いつも〇〇クリニックをご利用いただきありがとうございます。 下記の日程において休診(または診療時間変更)いたします。 ・日時:〇月〇日(〇)〇時〜〇時 ・理由:学会参加のため ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。 お急ぎの場合は〇〇病院(〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇)にご連絡ください。」

このような雛形をあらかじめ用意しておくと、担当者は必要な部分を書き換えるだけで投稿が完成します。5種類程度のテンプレートがあれば、1年間のほとんどのケースに対応できます。

テンプレートは「文章の使い回し」ではなく「作業効率を上げるための道具」です。毎回完全にオリジナルな文章を書こうとすると続きません。患者さんに伝わる情報が届いていれば、同じ構成の文章を使い続けることは問題ありません。

効果測定の見方

GBP投稿の効果は、GBP管理画面の「インサイト」(パフォーマンス)から確認できます。確認できる主な指標として、ビジネスプロフィールが表示された回数(インプレッション)、ウェブサイトのクリック数、電話へのクリック数、ルートのリクエスト数などがあります。

投稿を続けることで、これらの数値が週・月単位でどう変化しているかを追いかけましょう。3カ月間継続して初めてトレンドが見えてくることが多いため、始めてすぐに数値が動かなくても焦る必要はありません。

ℹ️ 補足

GBP投稿の効果を過度に期待しすぎると、数値が動かない時期にモチベーションが下がりやすくなります。「患者さんへの情報発信」という本来の目的を軸に継続することが、長期的な成果につながります。

まとめ

メオクリ先生
メオクリ先生

ここまで一気に話しましたね。GBP投稿って最初は「大変そう」に見えるんですけど、仕組みさえできてしまえば案外ラクなんですよ。まずは1投稿、気軽に試してみてください。

📋 この記事のポイント

GBP投稿は3種類ある — 最新情報・イベント・特典。クリニックでは「最新情報」と「イベント」を中心に使うのが現実的
投稿ネタは日常の中にある — 休診案内・設備導入・季節の健康情報・スタッフ紹介など7種類のパターンを参考に投稿を作る
200〜300文字・写真付きが読まれやすい — スマホ表示を前提に短くまとめ、写真を1枚添えることでクリック率が上がる
週1回・最低でも月2〜4回の更新が目安 — 最新情報タイプは7日でアクティブ表示が終わるため、定期的な更新が必要
テンプレートとスタッフ分担で継続しやすくなる — 仕組みを整えれば1投稿5分以内で作成でき、担当者を決めれば習慣化しやすい
MEO対策とは?クリニック院長のための完全入門ガイド
GBP投稿を活用しながら、MEO対策全体の戦略も理解しておきましょう。
まぷこさん
まぷこさん

なんかできそうな気がしてきました!まずは休診のお知らせをテンプレートで作ってみます。テンプレートがあれば続けられそうです。

メオクリ先生
メオクリ先生

それがいいですね!最初の1投稿を作るのが一番大変で、そこを越えれば後は流れに乗れますよ。継続することが何より大切なので、完璧を求めすぎずに気軽に始めてみてください。応援しています!

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