メオクリメオクリ
運用ガイドSTEP 4

院内導線とQR・掲示の設計 — 迷わせず口コミページへ

メオクリ編集部
こんな方へ:院長施術師看護師受付
クリニックの待合と受付に置かれたQRコード付きの卓上POPと掲示ポスター

QRは置いてある。でも読まれない

まぷこさん
まぷこさん

受付にQRコードのカードは置いてあるんです。でも、患者さんが読み取ってる様子をほとんど見なくて…。置くだけじゃダメなんでしょうか?

メオクリ先生
メオクリ先生

置くだけだと、なかなか気づいてもらえないんですよ。実はね、口コミが増えるかどうかはどこに・どう置くかでけっこう変わるんです。

声かけの台本をそろえても、肝心のQRが患者さんの目に入らなかったり、読み取りにくい場所にあったりすると、そこで止まってしまいます。逆に言えば、置き場所と動線を整えるだけで、声かけの効果を取りこぼさずに受け止められます。

この記事は、QRカード・卓上POP・待合掲示といった「院内の物理的な仕掛け」をどう設計するか、という話です。お金をかけずに、明日からでも見直せるところばかりです。

ℹ️ 補足

この記事は「置き場所と掲示物」に絞っています。読み取ったあとのアンケート〜投稿の流れは、別の記事で詳しく扱っています。

どこに置くか — 患者さんの目線と動線で考える

まぷこさん
まぷこさん

置く場所って、受付以外にもあるんですか?どこに置けばいいのか、いまいちわからなくて。

メオクリ先生
メオクリ先生

ポイントは患者さんの目線と、足が止まる場所です。動いている人はQRを読みません。立ち止まる場所、座っている場所が狙い目ですよ。

患者さんがQRを読み取れるのは、足が止まっていて、かつ手が空いている瞬間だけです。院内を患者さんの動線で歩いてみて、「ここなら座って読める」「ここは目に入る」という場所を探します。

院内のQR設置マップ。待合の卓上POP、受付カウンター、診察室、会計それぞれにどんな掲示を置くかを示した俯瞰図

待合 — 座って読み取れる一番のチャンス

待合は患者さんが座って手が空いている、最高の場所です。卓上POPやテーブルの掲示を、目線の高さに置きます。待ち時間にアンケートまで進んでもらえれば、そのまま投稿まで完走しやすくなります。

受付・会計カウンター — 声かけとセットで

カウンターには、声かけのときに手渡せるQRカードを用意します。「こちらからどうぞ」と渡せるので、声かけと一番かみ合う場所です。

診察室 — 医師の一言の直後に

診察室の壁や机に小さな掲示があると、医師が「受付でご案内がありますよ」と言ったあと、患者さんの記憶に残ります。満足度が高い瞬間に目に入るのが効きます。

掲示物の使い分け — カード・卓上POP・ポスター

まぷこさん
まぷこさん

カードとPOPとポスター、ぜんぶ作らないといけないんですか?けっこう大変そう…。

メオクリ先生
メオクリ先生

ぜんぶ完璧にそろえなくて大丈夫。それぞれ役割が違うので、まずは1〜2種類から始めればいいんですよ。

掲示物には、それぞれ向いている使い方があります。役割を理解して、自院に合うものから用意しましょう。

掲示物置く場所役割
QRカード受付・会計で手渡し声かけとセット。持ち帰りもできる
卓上POP待合のテーブル・カウンター座っている人の目に入る。その場で読み取り
掲示ポスター待合の壁・診察室「口コミを募集している」と知ってもらう
📌

まず1つ選ぶなら: 声かけ運用とかみ合うQRカードから始めるのがおすすめです。慣れてきたら、待合の卓上POPを足すと、声かけできなかった患者さんも拾えるようになります。

QRの「先」を短くする

まぷこさん
まぷこさん

読み取ってもらえたら、もう安心ですよね?

メオクリ先生
メオクリ先生

それが、まだなんです。読み取ったあと、投稿画面までが長いと、そこでまた離脱します。タップ数を1つ減らすだけで、残る人が増えるんですよ。

QRを読み取ってもらえても、その先が長いと患者さんは途中でやめてしまいます。読み取り→アンケート→口コミ投稿までを、できるだけ短い一本道にしておきます。

QR読み取りから投稿までの動線比較。寄り道の多い長い動線は離脱が多く、短い一本道は完走しやすいことを示した図

確認したいのは、QRを読み取ってすぐ案内が出るか、アンケートの設問が長すぎないか、投稿画面まで迷わずたどり着けるか。余計な寄り道がないかを、スタッフ自身が一度スマホで通しでやってみるのが一番わかります。

💡 ポイント

スタッフでやってみるチェック: 自分のスマホで院内のQRを読み取り、アンケートから投稿の手前まで実際に進んでみてください。「ここで迷う」「ここが長い」と感じた場所が、患者さんが脱落しているポイントです。

掲示は「定期メンテ」が要る

まぷこさん
まぷこさん

一度置いたら、ずっとそのままでいいわけじゃないんですね…。

メオクリ先生
メオクリ先生

そうなんです。掲示物って、意外とくたびれていくもので。汚れたり、いつのまにか物に隠れたりするので、たまに見回るといいですよ。

POPやカードは、時間がたつと汚れたり、書類やパンフレットの陰に隠れたり、いつのまにか撤去されたりします。読み取れない・気づかれない状態のまま放置されていることは、めずらしくありません。

今日のチェックリスト:

  • 待合で「座って読み取れる」場所に卓上POPを置いているか
  • 受付・会計に手渡し用のQRカードを用意しているか
  • QRが汚れたり、物の陰に隠れたりしていないか
  • スタッフが自分のスマホで読み取り→投稿手前まで通しで試したか
  • 月に1回、掲示物の状態を見回る担当を決めているか
✍️

うちのクリニックでは、月初めの掃除のついでに「QR点検」をするようにしました。汚れたカードを差し替え、隠れていたPOPを前に出すだけ。たったこれだけでも、読み取り数が安定するようになりました。

まとめ

メオクリ先生
メオクリ先生

今日のポイントをまとめますね。どれもお金をかけずにできることばかりです。

📋 この記事のポイント

置くだけでは読まれない — 目線と「足が止まる場所」に置く
待合がチャンス — 座って手が空いている待合に卓上POPを
掲示物は役割で使い分け — カードは手渡し、POPは待合、ポスターは認知
QRの先を短く — 読み取り→投稿までを一本道に。タップを減らす
定期メンテを忘れない — 汚れ・隠れ・剥がれを月1回見回る
まぷこさん
まぷこさん

まず待合に卓上POPを置いて、自分のスマホで一度試してみます!読み取った先が長いの、たしかに気になってました。

メオクリ先生
メオクリ先生

その視点があれば大丈夫。患者さんになったつもりで一度歩いてみる。それが一番の近道ですよ。

メオクリ — 患者さんの「ありがとう」をGoogle口コミに変える

Google口コミ返信テンプレート集(無料)

高評価から低評価・クレーム対応まで、そのまま使える返信文例集を無料でお届けします。医療機関向け・守秘義務に配慮した文面です。

導入のご相談は お問い合わせ から