正直なところ、入れただけでは口コミは増えません

メオクリを入れたのに、口コミが思ったほど増えなくて…。何か設定を間違えてるんでしょうか?

設定の問題じゃないことが多いですよ。正直に言うと、ツールを入れただけでは口コミは増えないんです。
メオクリは、患者さんが自分の言葉を確認できる案内を渡すための道具です。患者さんに選択肢を知らせる人がいれば、投稿するか医院だけに伝えるかを自分で決められます。
うちのクリニックで実際にやってみてわかったのは、口コミの数を決めるのは機能ではなく院内の運用だということでした。この記事は、その運用をスタッフのみなさんと一緒に組み立てるためのものです。
このシリーズは「すでにメオクリを使っている/導入を検討している施設のスタッフ」向けです。集客の話ではなく、現場で口コミを実際に増やすためのやり方をまとめています。
「手渡し→口コミ」の現実:率はだいたい3〜5%

そもそも、お願いしたら何割くらいの人が書いてくれるものなんですか?

うちの体感だと、カードを手渡しした人のうち実際に投稿まで進むのは3〜5%ほど。けっこうシビアな数字です。
口コミは、いくつもの関門を通り抜けた人だけが書いてくれます。途中で少しずつ脱落していくので、最後まで残るのはごくわずか。これを図にすると一目でわかります。

100枚渡して3〜5件。最初はこのくらいだと思ってください。落ち込む数字に見えるかもしれませんが、裏を返せば渡し方を変えるだけで伸びしろが大きいということです。
やってはいけないのは、率を上げたくて謝礼や割引と引き換えに口コミを依頼すること。Googleのポリシー違反になり、口コミがまとめて削除されるリスクがあります。あくまで「お願いの仕方」で伸ばしましょう。
率を左右する3要素:誰が・いつ・どう頼むか

3〜5%を上げるって、具体的には何を変えればいいんでしょう?

変えるポイントは大きく3つ。誰が・いつ・どう頼むかです。ここがそろうと数字は動きます。
① 誰が渡すか
受付がカードを黙って置くのと、施術した本人が「今日はおつかれさまでした」と添えて渡すのとでは、反応がまるで違います。担当者本人の一言が一番効きます。
- 施術・処置をした施術師、看護師、医師本人が渡す
- 受付しか渡せない場面では「先生からです」と一言添える
② いつ渡すか
タイミングは、会計完了など事前に決めた中立的な運用ルールで統一します。満足度や症状の変化で案内対象を選びません。

ゴールデンタイムの目安: 会計完了後など、全患者に同じ条件で案内できるタイミングを決めます。断られた場合は追いかけず、投稿しない選択を尊重します。
③ どう頼むか
同じお願いでも、言い方ひとつで印象が変わります。黙って渡すのと、ひとこと添えるのとの差はこれくらいあります。

そのまま使える声かけ例(施術担当者): 「今日はおつかれさまでした。もしよろしければ、こちらのQRから今日のご感想を一言いただけると、私たちの励みになります。30秒ほどで終わります」
そのまま使える声かけ例(受付・会計時): 「本日はありがとうございました。お時間のあるときで構いませんので、こちらから感想をいただけると嬉しいです」
ポイントは「もしよろしければ」「ご無理のない範囲で」を添えること。押し付けにならず、断りやすさを残すほうが、かえって書いてもらえます。
投稿までの道のりを短くする

お願いはできても、患者さんがその後に書くのをやめちゃうこともありますよね。

そうなんです。だから投稿画面までの手間をとことん減らします。タップ数が1つ減るだけで残る人が増えますよ。
QRを読み取ったあと、投稿画面までが長いと途中で離脱します。メオクリのアンケートQRから口コミ投稿までの動線を、できるだけ短くしておきましょう。
今日のチェックリスト:
- 依頼カードやPOPのQRは、読み取ってすぐ案内が出るか
- アンケートの設問は短いか(長いほど離脱します)
- その場で書いてもらえるよう、待合に記入しやすい場所があるか
メオクリでは、患者さんの入力内容を意味を変えず読みやすく整えます。「何を書けばいいかわからない」場合も、本人が確認・編集してから判断できます。
続ける仕組み:数字を見て、チームで回す

最初はがんばれても、忙しいと続かなくなりそうです…。

続けるコツは数字を見える化して、チームで小さく改善すること。一人でがんばらないのが大事です。
「今週は何枚渡して、何件投稿につながったか」を週次でざっくり追うだけで、運用は続きます。完璧な計測でなくて構いません。
| 指標 | 目安 | 測り方 |
|---|---|---|
| 依頼カード配布数 | — | 1週間に渡した依頼カード・声かけの数 |
| 投稿率 | 5% → 10%以上へ | 新規口コミ数 ÷ 配布数 |
| 新規口コミ数 | 施設規模による | メオクリの管理画面で確認 |
率は一気に上げようとしないのがコツです。まず「渡す人を担当者本人にする」だけ試して、翌週に数字を見る。効いていれば次の打ち手を足す。この繰り返しで、3〜5%は着実に動いていきます。
朝礼では、案内件数や患者さんから届いた院内フィードバックなど、自社で確認できる運用指標を共有します。Google側の投稿結果や件数の増加は断定しません。
まとめ

今日のポイントをまとめますね。難しいことはありません。
📋 この記事のポイント

まずは「担当者本人が一言添えて渡す」から、明日やってみます!

それで十分です。焦らず一歩ずつ。続けるほど効いてきますから、一緒にやっていきましょう。

Google口コミ返信テンプレート集(無料)
高評価から低評価・クレーム対応まで、そのまま使える返信文例集を無料でお届けします。
医療機関向け・守秘義務に配慮した文面です。
導入のご相談は お問い合わせ から
同じシリーズの記事

誰がいつ渡す?— 役割分担とゴールデンタイムの見つけ方
患者さんへの案内を誰がいつ渡すかを、評価や症状で選別せず中立的に決める方法を解説します。患者さんが確認・編集し、投稿しない選択もできる導線を扱います。

断られない頼み方 — そのまま使える口コミ声かけトーク集
「口コミをお願いするのが気まずい」を解消する、職種別・シーン別の声かけトーク台本集です。断られない3つの原則、NGな頼み方、断られたときの返し方まで、受付・施術師・院長がそのまま使える形でまとめました。

院内導線とQR・掲示の設計 — 迷わせず口コミページへ
QRコードは置いてあるのに読まれない。その原因は置き場所と動線にあります。カード・卓上POP・待合掲示の使い分け、患者さんの目線に合った設置場所、投稿までのタップを減らす工夫、そして見落としがちなメンテナンスまで、院内の物理設計をまとめました。
